錆が生じる理由と正しい洗車の方法
ハーレーに長く乗っているとパーツに錆が生じることがあります。特にクロームメッキの部分は錆が生じやすく、放置すると損傷が大きく広がってしまうので速やかな対処が必要です。ハーレーに錆が生じるのは傷ついた部分に水や汚れが付着し、そこから酸化が進むためです
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錆は金属が空気中の酸素と結合して変質した状態ですが、ハーレーの場合は傷が生じた部分に水や汚れが付着して劣化し、そこに空気中の酸素が結びついて酸化が進みます。耐久性が著しく低下し、少し触れただけで崩れるほど傷んでしまうのが特徴です。錆によって傷んだパーツは走行中に脱落するおそれがあるので、錆取り効果のある洗浄剤を使うか、パーツを新品に交換しなければいけません。
洗車の方法にも十分に注意することが愛車を錆から守るための条件です。ハーレーを洗車する際は必ず最初に綺麗な水をかけ、車体に付着した埃や泥を洗い流します。汚れが付着したままタオルなどで擦ると傷が生じてしまい、そこから錆が発生するためです。水をかけて汚れを洗い流した後はバイク用の洗浄剤を使って車体にこびり付いたしつこい汚れを取り除きます。この際も強く擦らず、タオルやスポンジで撫でるように拭き取るのが車体を傷つけないコツです。
汚れを取り除いたら綺麗な水で十分にすすぎ、柔らかいタオルで拭き取ります。水気が残っていると錆が発生するので、タオルを複数枚用意して念入りに拭き取ることが大切です。
クロームメッキの部分やアルミパーツには専用のクリーナー剤を使って磨き上げ、コーティングを施せば汚れの再付着を予防できます。単に汚れを落とすだけではなく、洗車後のケアも考えるのが愛車を綺麗に保つための秘訣です。